3月17日東京都は以下のように武道館と味の素スタジアムにて避難者の緊急受け入れを発表しました。
「東京都では、東北地方太平洋沖地震に伴う福島原子力発電所の事故により避難された方に対し、下記のとおり都立施設で緊急受け入れを行うこととしましたので、お知らせします。」
報道発表資料は、こちら。
ここで味の素スタジアムの避難者受け入れに関して、現場の関係者やツイッター等の情報から現状を整理してみましたので参考までに。
◆報道資料によれば、受入れは「被災者」ではなく原発からの「避難者」
└現在来られている方たちは、直接被災はしていない避難者がほとんどとのこと。
└その際必要なのが、原発避難者と津波等の被災者の状況の違いの把握。
└ボランティアの方たちが認識違いしないように事前に情報提供の必要あり。
◆避難者やボランティアの受け入れ体制や窓口がまだ未整備
└東京都から東京ボランティア・市民活動センターを通じて調布市市民活動支援センターに打診はあったもののまだ決定されていない。
└現在ボールは東京都の担当者が持っている?
◆すでに受け入れは始まっている
└すでに味スタでは100名近いの避難者を受け入れている。
└東京都の職員が30人ほど配置されているので、現状すぐにボランティアの必要はなさそう。
└現時点での東京都の対応は、毛布のみ支給、食事なし。
└もし被災者が増えた場合に炊き出し等の必要性があるのでは?
◆来週以降がボランティアの出番か?
└来週以降、輸送ルートが整えば受入れ人数が一気に増える可能性あり。
└それまでは、ボランティア希望の皆さまは情報収集とモチベーションのキープを。
└必要なときに適切な方にすぐにお手伝いいただけるようなボランティア登録の仕組みを検討中。
関係者の皆さま、修正・追加等ありましたらコメント欄にてお知らせください。
随時アップデートさせていただきます。
避難者の中に、お子さんがいる方がいれば、衣類やベビー服がもし必要であれば、提供したいのですが
そのような組織はどこかないでしょうか?
スタジアム近くに住んでるので直接持参可能です
なにかよい方法がありましたら、おしえてください。
よろしくお願いします。
skytrain2010さん、こんにちは。
もう少しして受け入れ体制ができたら、そういった援助物資の募集もあると思います。
それまで保管お願いできますか?
『毛布のみ』とは、スタジアムにあるシャワーも使わせてもらえないのでしょうか?
まあみ+さん、こんにちは。
大丈夫のような気もしますが、具体的なところは未確認です。すいませんm(_ _)m
本日からシャワーOKということを確認しました。
関係者の話によると、22(火)に打ち合わせがあり、急速に動き出しそうとのこと。情報が入り次第アップデートします。
確かに、体制を整えて進めることが必要ですが、既に受け入れを開始しており、十分な対応ができていないのであれば、随時周辺からの可能なものを受け入れてはどうでしょうか?
今必要なことは決断であって、頭で動くことではないと思います。
nakamuraさん、コメントありがとうございます。
味スタでいえば、関係者によれば、現時点では人も物資も足りているそうです。
何名か直接施設に問合せに行っているようですが、何もすることがなく帰るとのことです。
ただ、長期的に見ると平日や4月以降の人員不足、時間の経過による必要な支援物資の変化への対応あたりが問題になってきそうなので、それらへの柔軟な体制づくりを協議していくのではと思われます。
ご返事ありがとうございます。ただ、情報が発信に矛盾があります。
最初の子ども服への返事には、待つように返信がされております。
規模が大きくなれば、均一な提供を被災者にするには、未使用のものを、その数集める必要が生じ、ますます間口を狭めるものになります。
地域ボランティアの最大のメリットは、小規模で多少のものでも集め、動けることです。
ボランティアの位置付けを頭でっかちにならず、再考されてはどうでしょうか?
新着情報です。
本日、味の素スタジアムにてボランティア受入れに関する事前打ち合わせが行われました。
数日中に、災害ボランティアセンターを味スタ敷地内にある東京都の施設に開設します。
災害ボランティアセンターの立ち上げは東京都からの要請を調布市が受けて、社会福祉協議会が実施します。
追加情報です。
◇現在は味スタで150人ほど受け入れています。
◇本日は飛田給自治会が中心となって豚汁の炊き出しを行いました。ただし、炊き出しについては調布市に申請の必要があり、食材、プロパン、調理器具、皿、はしなどすべて実施団体が持ち込み、撤収しなければいけません。
◇明日、明後日も炊き出しが入る予定です。炊き出しは原則昼に1回です。
新着情報です。
本日の東京都の発表によると、
国際フォーラム(有楽町)、ビックサイト(有明)でも受け入れを開始することになりました。これに合わせて味の素スタジアムの受け入れも4月半ばまで期間延長されることが決まりました。
報道資料によれば、原発避難者だけでなく、地震による被災者の受け入れも正式に表明。
さらに、22(火)から、避難者への食事提供を開始。(夕食を基本とし、必要に応じてその他の食事も対応)
報道資料はこちら。
新着情報です。
本日、災害ボランティアセンター立ち上げについて打ち合わせがありました。
まずは、味スタ内にボランティアセンターを設営し、できることからコツコツはじめています
◇現在滞在中の150名のうち、6歳以下の子供約20名。最高齢84歳。ペット7匹。
◇多くの団体から支援の問合せ多数。現在調整作業に追われてます。
◇自転車の貸し出しを今日から開始。
◇今日から順番に温泉無料サービス開始。送迎バス付。
◇ご意見箱で要望を収集中。細かなニーズのヒアリングと対応は明日から。
◇ちょっと困っていること。余っている支援物資。大量の生ものなど。
◇今後の課題。数個単位でほしいものはいろいろある。DSの充電器とか^^
◇ほんの少しだけほしい物をすぐに集める仕組みを検討中。
現場のニーズを把握してボランティアプログラムの作成が明日から始まります。
まずは物資の仕分け作業スタッフの募集になる予定。
被災地のニーズに合わせてとありますが、新品じゃなくても今の今有って欲しいのに届かないと言う意見があるのはどうしてですか?あげたい人との間で繋がらない何があるんでしょう?現地の人はそれを知ってるんでしょうか?
それから、原発の人と津波の人が混在で避難してると、今はお互い困っているから同じように何とかしようと被災者同士もこちらも協力するのですが、まず、ボランティアが終わると「帰る家があるんだよな~」とボランティアは思われるようです。そして、次に原発の人は、解決したらそれがお金持ちであれば、帰る豪邸があって、高級車もある。ボランティアした都民の方がいろいろギリギリでも義捐金も出し、物資も不況の中で出し、疲れて終わる。そんな話も普通に世間話で出ています。でも、これは冗談では無いんですよね。いつかそうなるんですから。この辺はどうなんですか?
4月5日の朝のフジテレビの番組で紹介されていました。
もうすでにご存知かもしれませんが、住居提供のサイトです。
http://roomdonor.jp/top.html